ノーベル賞受賞薬理学者が推奨する新型コロナ時代の呼吸法
イグナロ博士は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療に一酸化窒素を使う臨床試験を行なっており、その研究論文のなかで以下のように述べている。
一酸化窒素は、体内のすべての臓器内にある動脈によって生成される気体分子である。
循環機能を調整する役割を持ち、動脈を取り囲む筋細胞(平滑筋)を弛緩させる機能もあり、これが血管の拡張を引き起こす。
こうした生理的作用の結果として、動脈内の血圧が低下する。
拡張した動脈を通じて、すべての臓器への血流量が増加する。
鼻から息を吸うと、鼻粘膜で生成された一酸化窒素ガスも一緒に吸い込まれる。
これが肺に入ると、気道が広がり、脳や全身への酸素の供給が促進される。
このプロセスにより、血管や筋組織がリラックスする。
より多くの一酸化窒素を肺に取り込めば、ウイルスや細菌から身を守ることにつながる可能性もあるという。
口を通して息を吸うと、一酸化窒素が生成されません。
また、息を鼻を通して吐くことは、最も一酸化窒素を必要とする肺から一酸化窒素を出してしまうという意味で、無駄が大きいのです。
こうした効用としては、心拍数や血圧を整える、脳のなかの感情を制御する部位が活性化する、さらには記憶力を向上させるといったものが挙げられる。
一方、こちらはまだ仮説の域を出ないが、呼吸を整えることで、免疫系の機能が高まり、エネルギー代謝が改善する可能性もある。
博士は現在、他の研究者たちと共に、肺の内部で一酸化窒素が新型コロナウイルス感染症に及ぼす影響について研究を進めている。
どうやら、解剖学的にも理にかなっているようです。
ナシタカさんのブログから
life.ehicalog.net
そういえば私達の頃の
(っていつ頃?(^^;)、
マラソン時の呼吸法は、
鼻から吸って吸って
口から吐いて吐いて
でした。
でも、平常時の呼吸は、
完全に鼻呼吸です。
口から吐くって、
口を開くってことですよね?!
完全に鼻呼吸のわたしは、
そうとう意識しないと無理です(--;)
でも、費用が掛かる訳ではないし、
心がけてみますか(^^)