1)血しょう コロナ患者に投与承認
回復者血しょう治療とは
回復した人の血液から抗体が含まれた「血しょう」と呼ばれる成分を取り出し、別の新型コロナウイルスの患者に投与するものです。
各国で研究が進んでおり、アメリカでは緊急の使用が許可されています。
国内では国立国際医療研究センターが研究を進めており、これまでに回復した人60人分の「血しょう」が集まっているということです。
センターによりますと、今月15日に内部の倫理委員会で、実際の患者への投与が正式に承認されました。
臨床研究では酸素の吸入が必要な中等症の患者およそ60人に、別の感染症のリスクなどがないことを確認した「血しょう」を投与し、安全性や効果を調べるということです。
研究を担当する国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は「特効薬がない中、治療法のひとつとして有効性と安全性を確認する意味は大きい。今後の流行状況にもよるが、なるべく早く研究を進め、慎重に効果を検証したい」と話しています。
2)回復患者の血漿によるCOVID-19の治療
COVID-19から回復した人からの血漿がCOVID-19患者にとって有効な治療法であるかは非常に不確かだ。
回復期の血漿が重篤な有害事象の数に影響を与えるかどうかは非常に不明である。
これらの結果は回復期の血漿だけでなく、疾患の自然経過や参加者が受けた他の治療に関連していた可能性がある。
他に98件の研究が回復期血漿や高力価免疫グロブリンを評価すべく進行中であり、うち50件は無作為化試験である。
これは本レビューの初めての更新であり、これらの研究が完了すれば継続的に更新する予定だ。
3)血しょうによる治療効果を「誇張」、米当局が謝罪 新型コロナウイルス
「血しょう治療を行っていない患者との比較はしておらず、絶対的な生存率の確定はできない。」
まだまだ、不安ですね(--;)
やっぱり、感染対策が一番大事かも!
最後までお読み頂いてありがとうございましたM(_ _)M