東日本大震災から2ヶ月半後の2011年6月2日
うっかり出会った
推定生後40日のにゃんこがうちの子になる迄
失敗
- 他人の車中で啼く仔猫救出にお巡りさん出動
- 隔離が失敗して、稟さんにインターフェロン注射
冷たい雨のそぼ降る朝、職場そばの小さな駐車場の奥から猫の声?
奥に入って行くと
車止め代わりのタイヤの中に
生後ひと月位の仔猫。
完全に、ごめん寝の体制で
顔は見えないけどひたすら啼いてる
え・どうしよう、うちでは飼えない!
せめてタオルとウェットフード位コンピにで買って?
「面倒見てる人がいる」と思われて
拾われるチャンスが無くなるかも?
…葛藤…
そのまま、出勤
↓
どうしたかなぁ
雨やんでくれないかなぁ
↓
ご近所のパートさんに依ると、
昨夕からその辺りで啼いていたらしい
お昼休みに見て来てもらうと
「居なかったわよ」
↓
よかった!
念の為、終業後一応
タオルと保護できそうなバッグを持って駐車場へ
「ミュー♪」と鳴いてみると、
即効、返事有…え???
なんと車の中からの声
車の構造が解らないので
同僚を呼びつけると ボンネットの中らしい。
所有者が解らないとどうにもならない?!
↓
同僚に見張ってもらい、
近くの派出所 へダーッシュ
幸いオーナーさんが在宅中だったので
ボンネットが開きました(^^)
が、更にその奥に居るらしい
お巡りさんと両方から手を入れると、
私の手中に頭の感触
すっかり身をゆだねた仔猫を
そ~っと持ち上げて無事救出(*^^)v
(朝、保護してれば、こんな騒ぎにはならなかった(^^;)
即効、かかりつけの獣医さんへ
全く人を警戒しなくて、
診察台の上でサンプルのドライを爆食
外傷とかは無さそうだけど、
木曜日だし一日預かって貰う事にして帰宅
早速、受け入れ態勢準備…
2週間隔離(獣医さんの指示)ったって、
うち狭くて無理ぃ(--;)
考えた末、浴槽(幸か不幸か、深めの浴槽)の中に、
小さめのキャリーのベッドと、
深めのトレーでトイレ作成、
蛇口におもちゃをぶら下げ、
食器は醤油皿でいっかな(^^)
翌夕、お迎えに行くと、
奥の部屋で啼き続けてるのは、
うちのおちびさん???…正解(^◇^;)
獣医さんで
粉ミルクと仔猫用のドライを購入して帰宅
即効、浴室でシャンプー…なすがまま(^^)
ドライヤー中稟さんが「何してんの?」
そ~っと様子を見て、
やおら「(控えめな)シャ~♪」
一声残して撤退
爪切り後、浴槽ハウスにおろすと
ミルクでふやかしたドライに直行…完食×3皿
やっとカシカシしたかと思うと、
一度も私の顔を見る事なくキャリーへ直行
何やっても 超・無抵抗
実は、今日現在迄、
誰にも怒った事がない、優しい子です
翌朝、カ~ン・カ~ン♪という音(@@;)
なに?と浴室へ向かうと、
ちびさんが、おもちゃで一人遊び中(^^)
名前は、里親さんが見つかる迄だから、
ボンネットの中に居たから 仮にボン でいっか
そして私に気づくと
満面の笑みで寄って来ました!
キャァ~可愛い!
しかし、私の顔を直視するのは、
初めての筈…もしや、淋しかっただけ?!
昨夜はあんなにがっついたのに、
ごはんあげても超・余裕
(もう、飢える事は無いと解った?!)
獣医さんには、2
週間後に血液検査するまで隔離って、
言われてたのに1週間ちょとで、
浴槽から飛び出しました。
(高さ60㎝もあるのに)
何度もなんども、
ジャンプしては浴槽に激突→落下してて
「まだ大丈夫そうね」とキッチンに戻って程なく、
なんか白いものが???
と思ったら、即効、浴室へUターン !!
室内に居る稟さんにビックリしたらしい(笑)
稟さんはと言うと
「”あれ ”なに?新しいおもちゃ?」と
当惑のアイコンタクト
数日後、獣医さんに報告したら…
超・怒られた。
病気があると
稟さんにうつってるかもしれないから、
インターフェロン注射に
毎日通いなさい。
掛かりつけの獣医さん、
手術の腕は定評があるんだけど、
その他はやたらアバウトっぽい。
避妊・去勢費用は良心的で、
ワクチン5,000円はも安いんだけど、
目薬1,000円、軟膏1,000円、インターフェロン7,000円、
となぜか1,000円単位(^◇^)
インターフェロン7回打ったところで
ボンの血液検査⇒全て陰性=よかった!
獣医さんで、先生の奥さんから
「この子、里親さん探してるのよ」
と聞いた来院中の男性
「顔みせてください」→「フーン」みたいな(^^;
そう、はっきり言って、超・可愛く…はない
…てか、どっちかっていうと不細工?
里親探し難航するかもなぁ…?
ええい、うちの子に決定じゃ!
(実はもうすっかり情がうつってた)
ということで、仮の名ボンは、本名になりました(^^;
(今更、変えられないので姓名判断はなし)
インターフェロン必要だった?
後で調べてみると、
副作用とかもある結構あるらしい
幸い、副作用は、なかったけど、
もう少し慎重に対処するべきだったかも
四代目にゃんこボン ♂ 9歳 7.3㎏② へ つづく