「犬・猫殺処分ゼロ」目指すはずが...
和歌山市は犬や猫の殺処分を減らそうと2019年10月、約2億円をかけて動物愛護管理センターを開設しました。それに先立ち、2018年に不妊去勢手術の費用をクラウドファンディングで募集したところ、目標額を上回る約2800万円の寄付が集まりました。
ところが、寄付金の管理から施設の態勢までずさんな対応が次々と発覚し、波紋が広がっています。
【廣岡貴之センター長】
獣医師といっても今までは(手術を)一切やっていませんでしたので、学生時代にやっていたことをみんなで一生懸命思い出していた。それで実際に時間がかかっていたのもある。学生時代はメスを握ったこともあるし、実習もしますけど、卒業してからはその間30年以上一切それがなかったんです。
この日も手術でしたが、3人の獣医師はそもそも手術経験がなかったというのです。
一方、高額すぎる麻酔代などについては…。
【廣岡貴之センター長】
麻酔をかけるにしても当然5分で済む麻酔と30分、1時間かかる麻酔では使用量が異なってきますよね。1頭当たりにすごく時間がかかっていたのが事実としてあるので、そういったところでお金がかかってしまっているのかなと。
クラウドファンディングは「殺処分ゼロを目指す」という目標を掲げていたはず。
8件という手術件数では態勢に不備があると言わざるを得ません。
手術していくために開設したのであれば、事前準備や民間病院と協力はできなかったのでしょうか。
【廣岡貴之センター長】
動物病院さんも患者さんから預かっている猫ですよね。それを我々に練習に提供してくれ、というわけにはいきませんので、事前の準備はあくまで机上で訓練していくしか方法が無かった。
は?
それって寄付金を使って、
犬・猫を練習台に、
勉強してるって事?
動物病院さんの猫では、
練習する訳にはいかないけど、
ノラさんなら大丈夫…って事?!
麻酔時間が長いだけでも、
動物には、それだけ負担が掛かる筈。
その上、
不慣れな獣医師の練習台では、
術後の経過も心配です。
城下町にゃんこの会代表の奥康子さん
手術するって言ってクラウドファンディングをして、ならば手術に使わないとダメなんですよ。ダメだと私は思うんで、何を言っても言い訳にしかならない。
奥さんらは殺処分を防ぐためセンターの猫を引き取って譲渡先を探しますが、その際、事前の不妊去勢手術は欠かせません。
和歌山市に期待を寄せ、仲間らと10万円以上寄付したといいます。
しかし、センターが2019年度に手術した件数はわずか猫8匹だけ。
奥さんはこれまでにセンターから猫58匹を引き取りましたが、手術済みだったのは2匹のみで、残りは団体の持ち出しで手術したといいます。
Q不妊去勢手術の費用は?:メス1匹で8800円、オス1匹で5500円。
Qその分センターから補助は出るんですか?:まったくもらえないです。自腹で回しています。私たちがかけている医療費は2019年度で300万円くらい。
仰せごもっともですとも!!!
素人考えでも、
こんな無茶苦茶な施設を作るくらいなら、
不妊去勢手術、保護施設運営、譲渡会、
への補助金を充実させた方が、
何倍も有意義で、確実だと思います!
てか、そもそも、
動物愛護管理センターの開設に約2億円って?????
訳わかりません!
善意を踏みにじる行政の怠慢。
和歌山市の尾花市長は関係者の処分も検討しているということです。
当然!!!
クラウドファンディング自体
の信用にも関わる重大な問題ですもの!
和歌山市の対応に注目していきたいと思います!
最後までお読み頂いてありがとうございましたM(_ _)M